コンビニですれ違った人からカブトムシのにおいがして夏を感じた。
カブトムシと言えばスイカ。「あー小玉スイカ食べたい」と思いながら、スーパーに陳列されてた小玉スイカを横目にロイヤルミルクティーだけ買って帰った。スイカ、食べたいなら買えばいいのに。こうゆうことってよくある。なぞのガマン。
そんな今日は作業中に聴いたアジカンの「ループ&ループ」で一瞬だけ地元にいた20代前半の頃を想い出した。というか、一瞬だけループした気がした。
しかも、季節は夏ではなく、冬がはじまる少し前の秋。久しぶりのちゅだ日記。
音楽は過去にも連れて行ってくれる
私はアジカンの「ループ&ループ」を聴くと、冬がはじまるほんの少し前の秋を感じる。しかも20代前半の頃で私は未だ地元にいる頃のこと。
大きな車をちゃっかり快適に乗りこなしていて、広い青空の下で一人ドライブ中。といった具合にシーンも決まっている。
車にこだわりがなかったので、知り合いからもらったお尻のでかい車を少し恥ずかしいと思いながらも有難く乗っていて、いつの間にか大好きになった車の中で将来についてよく考えた。
大学進学と東京進出を目指して奮闘しながら過ごしていた日々。渦中の頃は分からなかったけれど、今思えばとても生き生きしていたように感じる最高の毎日。
秋を想い出すのは単純に好きな季節だから。特に地元の夏は猛烈に暑いし、冬は強烈に寒い。だからこそ秋は最高。空も高くてキレイだし、風も心地いい。金木犀の香りするし、私にとっては夢の国レベルにいい季節だ。そんな頃に時どき連れて行ってくれるループ&ループ。きっとみんなのなかにも、そういう歌があるはず。
あとは「におい」もそう。夏のにおい。冬のにおい。私の場合はピザーラの前を通ったときのにおい。19歳の頃、ピザーラで働いていた頃のことを一瞬で想い出す。鮮明に思い出すというよりは身体が覚えている感じ。とにかく楽しくて学校みたいだったこと。バイト初日で怒鳴り散らされたこと。毎晩同じピザを注文してくる人がいたこと。みんな優しかったこと。できなかったことができるようになった嬉しさ。全部身体に染みついて今の自分がいる気がする。
おわり
昔を想い出す歌やにおい。みんなにもありますか?あるとしたら、それはどんな歌やにおいでどんなことを想い出しますか? そんなことを聴けたら楽しいかもなと思っています。